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手もみ名人 [店舗ブログ]
睡眠と体内リズム

temomi (2023年1月13日 16:22)

今季もまだら模様の寒さが続いており体調管理に気を使いますが、日頃の睡眠はしっかり取れていますでしょうか。
睡眠は「疲労回復」「感情整理」など生きていくうえで大切な多くの重要な役割を担っていますが、適切な睡眠時間には個人差や季節性もあって冬のこの時期には長くなる傾向があります。
そこで、どのような仕組みで眠気が起こるのか体内リズムの視点から睡眠のシステムについて見ていきたいと思います。

睡眠に関係する中枢は、視交叉上核(視床下部)にありサーカディアンリズムを形成しています。
これに働きかけるのが松果体から分泌されるメラトニンホルモンで、眠気を感じるのはメラトニンによって休息の状態に切り替えられるためです。
メラトニンは、日光を浴びることで抑制されますが、14時間後に再分泌が起こり2~3時間後にピークに達します。
更にメラトニンの原料となるセロトニン(神経伝達物質)を活性化させるためには1,500~2,000ルクスの光が必要です。
このことからも朝日を浴びることは、サーカディアンリズムの面から睡眠にとって重要な意味を持っていることが分かります。

なお、セロトニンの主材料はトリプトファンですが、必須アミノ酸のため食物から摂取する必要があります。
トリプトファンは、鶏肉、赤身魚、大豆、乳製品などに特に多く含まれています。
また、バナナにはトリプトファン自体の量はさほど多くないものの、セロトニンをつくる
うえで必要な他の栄養素(ビタミンB6、マグネシウムetc.)が含まれているので、睡眠に関連する食物としてよくおすすめに挙げられています。

ヒトは、メラトニンの作用によって夜に休息の状態になり、朝にはコルチゾール(副腎皮質ホルモン)の働きによって血糖値や血圧が上昇し覚醒していく体内リズムを持ち合わせています。
良い睡眠を得るために夜は副交感神経を優位にして正しい睡眠周期(レム・ノンレム睡眠)にもっていきましょう。
一日の活力は快眠からです。
                                     佐藤

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